行事紹介

令和元年秋旅行

10月4日、5日の二日間にわたり、毎年恒例の秋旅行を実施しました。今年も例年通り、1泊2日で行われ、理事長先生・寮長先生をはじめとして、事務局の小沼さん、太田さん、國弘さん、寮監先生、寮母さん、寮生22名で茨城、栃木を巡りました。

一日目はまず筑波宇宙センターを訪れました。皆思い思いに興味を持った分野の展示を見て回り、宇宙に関連した技術や実験についてJAXAの職員による説明を聞くなどしました。また、ちょうど特別公開日だったこともあり、宇宙飛行士の方とすれ違うなど、宇宙を身近に感じました。

その後、一行は日本三名瀑の一つである「袋田の滝」に向かいました。瀑布の雄大な美に圧倒されつつ、流れ落ちる水の音に心を洗い流されるような感覚に包まれ、癒しのひと時を過ごしました。宿泊先の那須オオシマフォーラムに到着後は美味しい夕食をいただき、自由時間にはラグビーワールドカップを観戦したり、歓談したりして、楽しく過ごしていました。

二日目は朝食をとった後、東武ワールドスクエアを訪れました。数々の世界的な、また、歴史的な名建築物の数々を見ながら世界旅行をした気分になったり、実物を見に行きたいという話をしたりして盛り上がっていました。

食べ放題でお腹いっぱいに昼食をとった後は、宇都宮の大谷資料館へと向かいました。昨年、日本遺産に認定されたばかりの採石場は巨大な地下空間に荘厳で神秘的な雰囲気を抱えて一行を迎えました。とても、生身の人間の力だけで切り出したとは思えない、広さと幾何的で計算を重ねた設計と、自然との調和の美を感じることができました。

その後は旅の思い出にふけったり、歓談したりしつつ、今年の秋旅行も無事に終えることができました。自然の作りだした美と人々が歴史を通して積み上げてきた美の数々を堪能し、寮生間の絆を深めることのできた2日間となりました。